2009年07月08日

★おおきな木★

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作・絵:シェル・シルヴァスタイン

★おおきな木★



ik_15おはなし

昔、りんごの木があって、かわいいちびっこと仲良しでした。ちびっこは木と遊び、木が大好きで、だから木もとてもうれしかったのです。
時は流れ、ちびっこだったぼうやは成長して大人になっていき、木に会いに来なくなります。
ある日、大きくなったぼうやが木のところへやってきます。木は昔のように遊んでおいきと言いますが、ぼうやは言います。
「かいものが してみたい。だから おかねが ほしいんだ。 おこづかいを くれるかい。」
木は困りましたが、りんごの実をすべて与えます。

大人になったぼうやは家を欲しがり、木はその枝を与えます。
年老いたぼうやは船を欲しがり、木はついにその幹を与え、切り株になってしまいます・・




★おおきな木★


icon01みどころ

大好きなちびっこのために、与え続けるりんごの木。実をすべて与え、枝をすべて与え、そして幹さえも与えてしまいました。
「きは それで うれしかった・・・ だけど それは ほんとかな。」
愛は与えること?与えることとは何なのでしょう?読むたびに新鮮な感動があり、一家に一冊買って損のない作品です。

この作品には、さまざまな解釈があります。
木は、本当に幸せだったのでしょうか?木がちびっこにしてあげたことは、ちびっこのためになったのでしょうか?
本書のあとがきに、訳者の本田錦一郎さんが作品の解釈と作者シルヴァスタインの人となりを記しています。

挿絵は白黒の線画です。
子どもへの読み聞かせは、お話の内容を理解できるようになってからの方がよいでしょう。成長するにつれて作品から受ける感動も変わってくると思います。そして大人にもぜひ読んでいただきたい作品です。




『おおきな木』、

あたしの大好きな絵本のひとつです。

一本のりんごの木が、ひとりの男の子(成長していきます)に限りない愛をささげ続けるお話です。

この本との出会いは、

お友達のママさんが時間の合間におこちゃまに呼んであげてるのを隣で何気なく聞いているうちに、

あたしがどんどん!!!この本に引き込まれていきました〜☆

そしてどんどん気になって、

好きになっていきました〜♪

「愛」とは何か、「与える」とは何かについて考えさせられる本でした。

チビネネちゃんが、

成長する過程で、何度も何度も読んで欲しい本だと思いました〜☆

大人も読める絵本です〜☆

きっと、この絵本を読んだ方は、読後にそれぞれに思うことがあるでしょう。

自分自身を恥じることもあるでしょう。

心がちょっぴりチクチクするかもしれません。

それでも何かを感じること…

それが大切なのではないでしょうか。
とても奥深い名作絵本です。

素敵な絵本なので、機会があれば読んでみてくださいね〜♪











Posted by ネネット at 20:00│Comments(10)絵本
この記事へのコメント
私もこの絵本大好きです、切ないですけどね。。

私は英語版のを持ってるので、どんな言葉に訳されてるのか気になります!

わかりやすい文章になってるので、チビネネちゃんにもオススメしますよ^^
Posted by at 2009年07月08日 21:13
絵本は大好きなのですが、
恥ずかしながらこの絵本、わたしは読んだことがありません。

ネネットさんの日記を読みながら気になってきました。

今度ぜひ読んでみたいと思います〜☆☆
Posted by ぶーみん at 2009年07月09日 03:20
この日記読んだだけでも・・・
考えてしまった・・・
「愛」とは「与える」だけのものか?
深い・・・深いです。
子供にももちろんですが、自分でも読んでみたい。
本屋さんへgo~~~♪
Posted by SEN at 2009年07月09日 07:31
懐かしい・・・

コレ、高校の英語の教科書に載ってたんですよ~!!
その当時、思春期の私には、なかなか深い題材でしたね
Posted by とむとむ at 2009年07月09日 15:49
☆楓さんへ☆

いい絵本ですよね〜♪
ほんと、切ないんだけど、なぜか引き付けられてしまいます〜♪

英語版、是非読んでみたいです〜(^^)
Posted by ネネット at 2009年07月09日 21:00
☆ぶーみんちゃんへ☆

是非、読んでみてください〜♪♪♪
いろいろな事を考えさせられる本ですょ〜☆

切ないんだなぁ〜。

深いですょ〜!
Posted by ネネット at 2009年07月09日 21:03
☆SENちゃんへ☆

深いんです…。

読む人、性別、年齢、環境なんかで解釈のしかたが違うと思いますょ〜。

『愛』とは…☆

考えてみましょぅ〜(^^)
Posted by ネネット at 2009年07月09日 21:09
☆とむとむちゃんへ☆

教科書に載ってたんだぁ〜!!!
思春期には、どんなふうに感じとったのかしら〜!?

今また読んでみると、その当時とは違う解釈になってるかもね〜♪
Posted by ネネット at 2009年07月09日 21:13
なんだか、胸キュン切ない内容のお話ですね。
読む人の年代によっても、感じ方いろいろあるでしょうね。
与えすぎるほうが悪いのか、欲しがりすぎる方が悪いのか・・・
決してどちらも悪いんじゃないのよねえ・・・
Posted by のりさんの嫁のりさんの嫁 at 2009年07月09日 21:30
☆のりさんの嫁様へ☆

そうなんです〜☆
読む人の年代によって、感じ方が違うと思いますょ。
木は幸せだって感じる人もいれば、
木はかわいそうだ〜!!!って感じる人もいるでしょうね〜。

また、感じ方が変わる人もいるでしょうね〜☆
Posted by ネネット at 2009年07月10日 17:35
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